復縁のために重要なのは冷却期間といわれますが、どのくらいの期間を取ればいいのかわからない人は多いと思います。
冷却期間の長さは、別れたときの状況がどうだったかによって違います。
ここでは、別れた状況別に、冷却期間をどれくらい取るといいかをまとめています。
また、冷却期間が必要な理由や、冷却期間中の過ごし方、冷却期間が明けたときの連絡の取り方などをご紹介しています。
これから冷却期間を取って復縁を目指したい人や、いつまで冷却期間を取ればいいかわからなくなってしまった人は、ぜひこのページを読んで、迷いなく冷却期間を過ごしてほしいと思います。
復縁に冷却期間が必要な理由
復縁したいなら冷却期間が必要というのは定説となっています。しかし、なんのために冷却期間を取るべきなのかはっきりと理解している人は少ないかもしれません。
冷却期間を取ることが、復縁にどのようなメリットをもたらしてくれるかをまずご紹介します。
男性と女性では別れた後の心理状態が違いますので、冷却期間が必要な理由を男女別でまとめました。
男性に冷却期間が必要な理由
男性の恋は名前を付けて保存、というフレーズを聞いたことのある方もいるかと思います。男性にとって元カノは、いつまでもいい思い出になりやすいのですが、これも冷却期間を十分に取ることが前提条件です。
冷却期間を取ることで、元カノのことをどういうふうに受け止めていくかを以下に挙げています。
嫌いという感情が薄れていく
男性は女性よりも「嫌い」という感情を忘れるのが上手な生き物です。女性には生理的に受け付けないという心理状態になることがありますが、男性にはあまりありません。
冷却期間を取るうちに、元カノの嫌だったところも徐々に美化され、「嫌い」という気持ちを忘れていくことができます。これは復縁に有利に働く心理作用といえます。
気持ちの整理ができる
失恋直後の男性の心はささくれています。そんなときに、元カノからすがるようなメールが来たり、これまでどおりに連絡を取ってこられると、空気の読めない人という印象になってしまいます。
男性は男性なりに気持ちの整理をつけることで、次の恋に前向きになることができます。復縁は以前の交際の延長にあるのではなく、新しい恋の一種です。
気持ちの整理をつけ、一旦、関係を清算するために、冷却期間が重要になります。
相手の存在の大きさに気づける
一人になって気付くことは、相手がいかに自分にとって大きな存在だったかということです。
男性は自分一人でも生きていけるから、元カノは自分にとって不要だったのだと思うことで自尊心を保とうとしますが、失恋から時間が経ち、気持ちの整理がつくにつれ、寂しさや孤独感が増していきます。
寂しさや孤独を感じると、自分がとても小さなプライドを守るために大事なものを失ったことに気付きます。
多くの男性はこのような心理プロセスを辿って次の恋では同じ失敗を繰り返さないようにと反省します。男性が相手の存在の大きさに気付いたころこそ、復縁のチャンスです。
女性にとっても冷却期間は大事
復縁したいと思っている女性にとっても冷却期間はとても大事な時間となります。
男性とは違う理由がありますので、以下をごらんください。
冷静になり、相手を思いやる気持ちが芽生える
相手も復縁したいと思っていないかぎり、復縁願望はあなただけのエゴからくるものです。自分の一方的な気持ちを押しつけないために、冷却期間を取って冷静になることをまず大事にしましょう。
復縁による相手のメリットまで考えられるようになれば、復縁の成功率は格段にあがります。あなただけにメリットのある復縁は、かならず相手から拒否されます。まずは冷静になって、相手を思いやる気持ちを持つようになりましょう。
相手への依存度を下げられる
女性に多いのが、金銭面や精神面などで元カレに依存しているという状況です。失恋によって柱を失い、依存先を求めて復縁したいと感じる人も多いのですが、たとえ復縁できても長続きしない人の発想であることを覚えておきましょう。
人は支え合って生きるものであり、どちらかが一方的に寄りかかる関係は健全ではありません。
冷却期間をしっかりと取り、自分一人で生きていけるようになりましょう。そのうえで復縁をすると、以前の交際とはまったくちがう、素晴らしい大人の付き合いができます。
より魅力的になるための時間をもらえる
交際中の女性は、男性との時間を大切にするあまり、自分磨きをおろそかにしてしまいがちです。男性を大切に思うからこそ、嫌われたくないという感情から変化を恐れる人もいます。
しかし、変化を恐れ、成長を恐れる女性に魅力はありません。
冷却期間中に自分を見つめ直し、魅力的な人間になることで、これまでと異なる一面や成長を見せられれば、相手も復縁を真面目に考えてくれるようになります。
自分を高めるための時間をもらえると思えば、冷却期間はとても意義のある時間と感じるでしょう。
【別れた状況別】冷却期間はどれくらい必要?
復縁を望む人にとって、冷却期間が必要なことはわかりましたが、具体的にどれくらいの期間を取ればいいか知りたいと感じている人も多いと思います。
失恋したとき、別れたときの状況別に、冷却期間の長さをまとめました。
女性から振った
女性から振った場合は、冷却期間0日です。振ったものの後悔して、復縁したいと思ったならすぐに謝りましょう。
男性はこのとき、「女性を嫌いになったわけではない」「振られただけ」の状態です。女性の気持ちを尊重するために別れを選択しただけですから、復縁にも前向きになってくれます。
あまり時間が経ってしまうと、男性は気持ちに整理をつけ、次の恋に向けて動き出してしまうかもしれませんので、復縁したい女性はなるべく早く気持ちを伝えるようにしましょう。
感情任せのケンカ
感情任せのケンカで別れた場合は、冷却期間2週間~1ヶ月です。これまであまりケンカすることがなかったのに、ささいなことが理由で別れてしまったカップルが対象となります。
反省してやり直したいと思った場合でも、最低2週間は冷却期間を持ちましょう。これには、相手に反省している気持ちを伝える意味と、自分自身の頭を冷やす意味とがあります。
感情的に別れ、感情的に復縁したいと言ってしまうと、メンタルの不安定な人という印象を抱かせやすいので気をつけてください。
浮気した
女性が浮気したことがバレ、別れた場合は冷却期間1ヶ月です。
この場合、男性は女性を好きという気持ちがありながらも、浮気された怒りや悲しみが原因で別れを選んでいます。そのため、比較的復縁しやすい状況です。
とはいえ冷却期間中にほかの男性とも関係を持つなど、浮ついた行動を繰り返していては復縁できません。自分のおかした間違いを見つめ直し、相手を傷つけたことを猛省してからでないと、関係を修復することは不可能でしょう。
1ヶ月経っても自分の中で整理がつかない、復縁に対する不安が大きいときは、もうしばらく冷却期間を取ってください。
フェードアウト
連絡が途切れがちになり、フェードアウトするように別れた場合は、冷却期間1ヶ月です。
男性は恋愛に刺激を求めており、どうやって手中に収めるかに集中します。しかし、捕まってしまった女性に対してだんだんと刺激を感じなくなってしまうことはよくあります。
とくに女性側が、いつも同じような化粧、服装、話題をしていると、どんどん刺激が薄れてきてしまい、好きという感情を保つのがむずかしくなってしまいます。
冷却期間中に自分磨きをし、これまでと違うところを見せれば復縁しやすいカップルです。1ヶ月の間にイメージチェンジをして相手に新鮮な刺激を与えましょう。
遠距離
遠距離恋愛になったことが原因で別れた場合は、冷却期間3ヶ月です。
遠距離になったということは、どちらかが新生活を始めたということ。それも、相手との失恋に心を傷めながらの新生活です。
慌ただしいなかで、なかなか自分の心を癒やしたり、気持ちに整理をつけることができない人も多いでしょう。そのため、3ヶ月ほどと長めの冷却期間を取ることが重要になります。
遠距離での失恋を受け入れた側は、これまでの生活から恋人を失っただけの状態ですので、3ヶ月という期間は長く感じられるかもしれません。ですが、この間にぜひやってほしいことがあります。それは、遠距離でも復縁してうまくいくための方法を考えることです。
なぜ遠距離だと交際が続かなかったかを考え、その原因をなくすにはどうすればいいかを見つけることが、復縁の近道になります。
束縛
相手を束縛してしまい、嫌がられたことが原因で別れたときは、冷却期間3ヶ月です。このタイプの人は、冷却期間中に2つのことを意識してください。
1つは、自分の束縛癖を治すこと。自分のことをよく知る友人に相談するといいでしょう。束縛をしている限り復縁はできませんし、次の恋も同じ理由で失恋してしまう可能性があります。
2つめは、相手の自分に対するネガティブな印象を払拭すること。冷却期間はこのためにあると思ってください。
自分から連絡を取ったり、その中でさらに相手を束縛するような発言は絶対にやめてください。
性格そのものを変えていく必要があるので、少なくとも3ヶ月は必要になることを覚悟しましょう。
相手が忙しくなった
相手から、仕事や学業などが忙しくなるからという理由で別れを切り出され、失恋した場合の冷却期間は3ヶ月が目安となります。
というのも、どのくらいの期間、忙しいのかが人によって差があるからです。
短期的なプロジェクトに専念したいからなのか、1年かけて受験勉強をするからなのかなど、相手が忙しい期間によって冷却期間の長さに差が出ます。
男性は女性のようにマルチタスクではありませんから、専念したいことがあると恋人をおろそかにしてしまいます。待たされる女性のことも考えた上で別れを選択したと思います。その男性の気持ちを尊重し、相手が忙しい期間に連絡を取るのは控えましょう。
繰り返した末のケンカ別れ
感情的なたった一度のケンカで別れたのでなく、何度もケンカを繰り返した末に別れた場合は、冷却期間3ヶ月です。
二人の交際を見直し、なぜケンカが絶えないのか考える必要があります。また、ケンカしてしまったときの、仲直りの方法を決めておくことも重要です。
どんなに腹が立ってもこの言葉は言わない、自分が悪いと思ったらすぐに謝るなど、ケンカ別れしないために感情をコントロールできるようになれば、復縁は難しくありません。
しかし、男女ともに相手に対してケンカ別れしたときのネガティブな感情を抱いているので、3ヶ月くらいは冷却期間を取ることをおすすめします。
女性が振られた
女性から振ったときは冷却期間0日での復縁が可能でしたが、女性が振られたときは、冷却期間3ヶ月~半年を要します。
男性は、手の届かないような女性を手に入れるプロセスに刺激を感じます。つまり、自分が振った女性というのは、もっとも刺激を感じない対象となります。そのような女性から復縁を望まれても絶対に応じません。
女性が冷却期間にするべきなのは、徹底的に相手に連絡を取らないようにすることと、相手が後悔するくらい魅力的な女性になっていくことです。
もう一度、手の届かない女性になることで、男性に恋愛対象として再認識してもらえるようになれば、復縁はスムーズに進みます。
他好きされた・浮気された
男性からほかに好きな人ができたと言われ別れた場合や、男性に浮気されたことが原因で別れた場合は、冷却期間3ヶ月~半年です。
まず、他好きされた場合ですが、男性は今、別の女性に虜になっています。そんなときに元カノから復縁したいと言われると、男性は元カノを、自分の恋愛を邪魔する敵ととらえてしまいます。
しかし、その恋がうまくいくとは限りません。相手の女性に振られてしまうかもしれませんし、交際がスタートしても、3ヶ月ほどでマンネリを迎える可能性もあります。SNSなどで様子をうかがい、交際がうまくいっていないと思ったら復縁をもちかけましょう。
男性に浮気されて別れたなら、お灸をすえるためにも3ヶ月~半年の冷却期間を持つようにしてください。二度と浮気させないよう、優しさを見せる必要はありません。
マンネリ
マンネリが原因で別れた場合は、冷却期間半年です。
半年も?と思われるかもしれませんが、マンネリは実は非常にやっかいな別れ方といえます。なぜなら、相手に慣れきってしまっているため、ちょっとやそっとの変化では、マンネリを解消することができないからです。
冷却期間はなるべく長く取り、交際しているときとは別人というくらいに変化することが重要になります。
別れ際に泣いたりすがったりした
別れ際に泣いたりすがったりしてしまった場合は、冷却期間半年~1年です。
別れ際の印象はいつまでも残ります。それが、その人の最後の姿だからです。どんなに交際期間中にいい思い出をたくさん持っていても、別れ際の印象が悪ければ復縁は難しくなります。
とはいえ、最初にご紹介したように、男性は嫌いという気持ちを忘れていけるという特徴を持っています。冷却期間を長くすることで、男性の中で嫌な感情が取り払われていくのを待ちましょう。
また、次はこのような悪い印象を持たせないように、自分を変えていく期間としてください。
体の相性があわなかった
体の相性があわないことが原因で別れた場合は、冷却期間1年です。
男性は女性よりも体の相性を気にします。どんなに心優しい女性、尊敬できる女性、美しい女性であっても、体の相性があわなければ一生をともにすることを考えられない男性はたくさんいます。
体の相性を良くすることはできないかもしれません。なので、体の相性があわなくても付き合いを続けられるような関係性を探しましょう。
たとえば、男性の大切にしている趣味を一緒に楽しむことや、男性の好きな料理を作れるようになるなど、精神的に満たされる関係を作ったり、胃袋を掴むことで続く関係もあります。
男性も、体の相性はあまり良くないが、自分にこれ以上尽くしてくれる女性はいないと感じることができれば、復縁に前向きになってくれるでしょう。
婚約破棄
婚約破棄されて別れた場合は冷却期間1年です。
今は共働き世帯が多いですが、それでも男性にとっては家庭を持つことは大黒柱になるという覚悟を迫られます。自分に家庭を支えるだけの甲斐性があるか、幸せにできるかと自問するなかで、その覚悟を持てなかったのかもしれません。
親など周囲からの反対にあい、望まれない結婚はしたくないと、婚約破棄に踏み切ることもあります。
理由はさまざまでしょうが、婚約破棄するというのは並大抵のことではありません。冷却期間を最低でも1年は持つべきなのは、事態の重さを考えてのことです。
復縁を叶えるための冷却期間の過ごし方
復縁を叶えるためには、ただ冷却期間を取ればいいわけではありません。カレンダーに×をつけて期間が過ぎれば復縁ができるのであれば、誰も復縁で悩みません。
復縁を叶えるには、冷却期間を取った上で、冷却期間中に以下のような過ごし方をしましょう。
・別れの原因を考え根絶する
・相手への依存をなくす
・自分磨きをする
この3つのポイントをクリアするために、具体的にするべきことを以下にまとめました。
相手との恋愛を振り返る
相手との恋愛を振り返ることは、別れの原因を考えることに繋がります。冷却期間を取ろうと決めたとしても、最初のうちは相手のことを考える時間も多く、悲しくて涙する日もあるでしょう。
そういうときは、なるべく客観的に二人の交際について振り返るようにしてください。紙に、別れの原因となったことがらを書き出すのもいいでしょう。文字として見ることで、俯瞰して考えることができます。
このときに気をつけて欲しいのは、相手の非を挙げるのでなく、自分の良くなかった点だけを挙げることです。どんなに相手が悪かったとしても、受け止められなかったのはあなたです。
また、冷却期間中に相手を自分の思うように変えることはできません。変わることができるのは自分だけですから、自分のどこが良くなかったか、どこをどう変えていきたいかに注視してください。これが、別れの原因を根絶するためのプロセスとなります。
趣味に没頭する
没頭できることがあるというのは、相手への依存をなくすことと、自分磨きをすることの両方を後押ししてくれます。
なにかに集中しているときは、復縁したい相手のことを考えていません。相手のことを考えない時間が増えると、相手に対する依存心はやわらいでいきます。一日のうち、多くの時間を相手のことを考えて過ごしているという人は、没頭できることを探しましょう。
なんでもいいのではなく、なるべく自分のこれまでやってみたかったことなど、関心のあるものを選ぶほうがいいです。
お茶やお花の教室に通えば精神面も鍛えられ、教養も身につきます。料理を習うのもレパートリーが増えて楽しいかもしれません。山登りなどアクティブな趣味も心身共に健やかになります。
体を動かす
趣味とまではいかなくても、意識的に体を動かすようにするのもいいでしょう。汗をかくくらい体を動かすと、頭のなかがすっきりとしているのに気がつくと思います。このような時間を取ることで、相手への依存心をやわらげることができます。
朝ジョギングをすると気持ちのいい一日のスタートを切れますし、ひと駅歩くようにするのもありです。四季の移ろいを感じながら、深呼吸してみましょう。
体が健康になると心も健やかになり、気になっていた体型の悩みも解消していきます。
見た目を変える
髪型やファッションによるイメージチェンジも自分磨きになります。
内面を磨くことも必要ですが、人間は感覚の8割を視覚に頼っているといわれます。そのため、見た目を変えることで印象を変えることができます。
さらに、視覚のなかでも色の情報がもっとも重視されているため、明るい色の服を着たり、きれいな色のアクセサリーを身につけるのも印象アップを叶えてくれます。
これまで暗い色の服を着ることが多かった人は明るい色の服を買ってみてもいいでしょうし、重めの前髪を横に流すだけでも明るい印象になる人もいます。
どうしても連絡を取りたくなったら
冷却期間中なのに、どうしても相手に連絡を取りたい……と思う人もいるかもしれません。ですが、連絡を取ったなら、これまで連絡を取らずに耐えてきた日数がすべて0に戻り、また1からのスタートになってしまいます。
そんなときは、相手を知らない友人に愚痴を聞いてもらうようにしましょう。
相手を知っている人のほうが話をわかってくれると思いがちですが、万が一、聞いてもらった愚痴の内容が相手に伝わったら困りますよね。
相手の顔を知らないくらいの友だちのほうが、愚痴がバレる必要がないので安心です。
連絡を取りたいと感じたときは、踏んばりどころと思ってください。
冷却期間に相手から連絡が来たら
自分の中で決めていた冷却期間が明けるよりも前に、相手のほうから連絡が来ることもあります。冷却期間が終わっていないのに返事をしてもいいのかと動揺してしまいますよね。
まずは内容を確認し、すぐに返事をするべき内容かどうかを見極めましょう。急ぎの用事であれば返すべきです。返事をしないと余計に悪い印象を上塗りすることになり、復縁を遠ざけてしまいます。
どちらともつかない内容のときは、自分がもう一度、相手と恋人になれるくらい成長したか、自問してください。いつ冷却期間が明けてもいいくらいに準備ができていると確信したなら、返事をしましょう。まだの人は、一旦保留してかまいません。
また、相手から連絡が来たからといっても、恋人に戻ったわけではありません。どのくらいの頻度で返事が来るかなど気にしながら、焦らずに関係を修復していってください。
相手が友好的であれば、すこしずつ頻度を増やしていきましょう。そのうちに、相手の方から会いたいと言ってくるはずです。
冷却期間中のNG行動
冷却期間中に相手と連絡を取るのはタブーとお伝えしましたが、ほかにもいくつか気をつけてほしいNG行動があります。
失恋や相手を非難するようなSNSへの投稿
失恋や、相手を非難するような内容の投稿をSNSにアップするのはやめましょう。
相手が見る可能性もありますし、相手との共通の友人が見る確率が高いSNSでは、相手の評判を悪くしたり、知られたくないプライベートなことを書かれて深く傷つくことがあります。
自分だって元恋人から「あいつは寝ているときにこんな顔をしていた」とか、自分の知られたくないことをSNSで全世界に発信されたら気分が悪いですよね。そういうことをしてくる人との復縁は考えられません。
どんなに腹が立ったり、悲しかったとしても、SNSに投稿するのはこらえましょう。
たびたび連絡を取る
冷却期間中は連絡を取らないで、といっても、同棲していたため荷物のやりとりがあったり、必要な会話もあると思います。
ですが、寂しさゆえに、そういった大義名分を得て何度も何度も連絡を取るのは絶対にやめてください。
相手はそのたびにあなたのことを意識し、気持ちの整理が進むどころか、あなたへのネガティブな印象を厚く塗り重ねていきます。
必要な連絡もあるかと思いますが、極力避け、必要な場合も端的な、業務連絡のようなやりとりを心がけてください。
待ち伏せなど無理に会おうとする
偶然を装って会うのはOKでは、と思う人もいるかもしれませんが、これも復縁のために冷却期間を取っているならNGです。
普段のあなたの生活圏でないところで出会ったなら、相手は確実にあなたが復縁したいために待ち伏せをしていたことに勘づきます。勘づかれた時点で、相手はあなたと復縁したくないという気持ちを増幅させてしまいます。
無理に会おうとしても相手に余計に嫌われてしまうので、待ち伏せなどはやめましょう。
異性と夜遅くまで遊ぶ
復縁できるまでは自分もフリーだから、異性と遅くまで遊びたいと思う人もいるかもしれません。ですが、復縁したいと強く思っているなら、異性との遊びはなるべく控えましょう。
晩ごはんは食べない、お酒は1杯まで、夜は終電までにかならず帰るなど、ルールを決めておくとベターです。
たしかに現在はフリーかもしれませんが、異性と遊びまくっている元恋人を見て、いい気分になる人はいません。むしろ、別れてよかったという気持ちを強める人のほうが多いでしょう。
異性とまったく会わないようにする必要はありませんが、思わせぶりな態度を取るのはやめておいたほうが無難です。
体の関係を許す
ほかの異性ともそうですが、もし復縁したい人と偶然会ったりしても、体の関係を許すのはいけません。
付き合ってもいないのに体の関係を許すと、多くの男性は、「この女性はいつでも体の関係を持ってくれる都合のいい女」だと勘違いしてしまいます。
都合のいい女とは恋愛対象ではなく、単に性のはけ口としての女性です。どれだけ関係を持っても復縁は叶いませんし、彼女のように大切に扱われることもありません。必要なときだけ使われ、邪魔になれば捨てられます。
復縁したいという気持ちがあればこそ、体の関係は復縁が叶うまで許さないようにしてください。
冷却期間が明けたときの連絡の取り方
冷却期間が明け、別れの原因を根絶・相手への依存をなくす・自分を磨くという3つのポイントをクリアできたと感じたなら、自分から連絡を取ってみましょう。
電話をかけたり直接会うというのは、今の時代では距離が急に近づきすぎてあまり喜ばれません。LINEなど間接的なものから始めるとスムーズなやりとりができます。
具体的にどのようなメッセージを相手に送るといいか、以下にまとめました。
相手の気持ちを尊重する
まず覚えておいてほしいのは、相手があなたと連絡を取りたいかはわからないということです。二人はまだ復縁前で、恋人ではありません。別れた元恋人の気持ちを尊重することを大事にしてください。
具体的には、「寂しくなったから連絡しちゃった」というように、自分の感情だけでメッセージを送ったと伝えるのはいけません。
短文×丁寧な言葉遣い
相手との距離感を大事にするには、短文×丁寧な言葉遣いを意識するとうまくいきます。
「お久しぶりです」「元気にしていますか?」といった短文なら、相手のことを気にかけるような文面と、ほどよい距離を感じさせる言葉遣いの両方を叶えることができます。
自分のキャラにあわないと感じる人は、「ひさしぶり」「元気?」のように砕けた言葉遣いでもかまいませんが、絵文字や顔文字を多用したり、スタンプを送るのを控えると真面目な雰囲気が伝わります。
明るくて返信しやすい文面
「風邪引いたりしてませんか?」「今度飲みに行きませんか?」
このような、相手を気遣う文章や、親しみを感じる明るい文章もとてもいいです。
ほかにも、「今度、○○を見に行きませんか?」と相手の関心のある分野で誘いをかけると、よほど嫌われていないかぎり相手は悪い気がしません。
相手が返信しやすい内容を意識し、わかりやすく、短い文章で連絡を取るところから始めましょう。
会ったときには素直に好きと伝える
連絡がつき、会うことになったときには、直接気持ちを伝えてください。
会える時点で、相手もあなたのことを毛嫌いしているわけではないことがわかります。男性が元恋人と会うときは、その人を異性として見ているときです。
この段階にくれば、あとは気持ちを伝えれば大方は復縁できます。好きという気持ちを伝え、別れてから自分がどれだけ相手のことを大切な存在だと思うようになったか、はっきりと自分の言葉で伝えましょう。
まとめ
復縁のための冷却期間は、別れたときの状況に応じて期間の長さが異なります。
また、冷却期間中は、以下の3つのポイントをクリアしていく期間と考え、だらだら過ごすのはやめましょう。
・別れの原因を考え根絶する
・相手への依存をなくす
・自分磨きをする
これらがクリアでき、冷却期間が過ぎたなら、相手に連絡を取ります。このとき、相手の気持ちを尊重すること、短文かつ丁寧な言葉遣い、明るく返信しやすい内容を心がけると、相手も返事がしやすくなります。
冷却期間を乗り越え、以前より愛しあえる関係になって復縁を成功させ、幸せな人生を掴みましょう!