この記事では、バセドウ病の芸能人13選を紹介します。
今回は、バセドウ病の噂のある芸能人ではなく公表している芸能人のみをまとめました。
バセドウ病の特徴などもわかりやすく解説しましたので、参考にしてみてくださいね。
バセドウ病とは
バセドウ病とは、甲状腺疾患の1つです。
バセドウ病になると甲状腺ホルモンが大量に分泌され、通常より新陳代謝が活発になってしまいます。
わかりやすく説明すると、常にジョギングをしているような状態です。
- 痩せる
- 眼球が出てくる
- 代謝が活発になる
- 疲れやすくなる
- 甲状腺が腫れる
- 手足が震える
- イライラする
- 眠れない
- 排便の回数が増える
- 食欲が旺盛になる
- 口が渇く
バセドウ病が発症すると、目の周辺に炎症が起こり目が押し出されることがあります。また、新陳代謝が活発になるため痩せてしまうのも特徴です。
バセドウ病の割合は1000人に5人ほどであり、女性の発症率は男性の約5倍。
バセドウ病は9割が遺伝であると言われていますが、遺伝の他にも過度のストレスやウイルス感染によって症状が出てしまうこともあります。
現在でもバセドウ病の原因は明確になっていませんが、遺伝的になりやすい人が過度のストレスを受けた時に免疫異常を起こして発症する場合が多いです。
バセドウ病は治療を行わずに放置してしまうと寿命が短くなると言われているので、身体を安定させるためにも、定期的に治療・投薬を行うことがとても重要です。
絢香

歌手の絢香さんは2009年の21歳の頃にバセドウ病を公表し話題となりました。
絢香は「デビュー翌年にわかった持病です。薬を飲みながら活動してきたんですけど、数値があがると息切れや動悸がする。歌うのも思いどおりにいかなくなってしまう。実は今日も数値が高いんです…」と言葉を詰まらせた。
oriconnewsより引用
絢香さんは、2009年末から約2年間の活動休止を経て、2011年に音楽活動を再開。
絢香さんは2015年に第一子女児、2019年に第二子女児を出産し、2023年現在まで変わらず歌手活動を続けられています。
絢香さんは活動休止した約2年間で治療に専念されたのですね。
その後も歌手活動を続け、良い方法に治療が進んでいるみたいなので安心です。
愛内里菜

歌手の愛内里菜さんは、2010年にバセドウ病であることを理由に引退発表をしました。
愛内里菜さんは約3年半ほど闘病生活を続け、2013年に症状が緩和したため音楽活動を再開。
現在、愛内里菜さんは芸名を「垣内りか(かきうちりか)」に改名し、歌手活動のほかにもユーチューブチャンネルの運営やラジオ番組の出演など少しずつ活動の幅を広げています。
岩崎宏美

歌手の岩崎宏美さんは、2015年にテレビ番組「ノンストップ!」に出演し、長年にわたりバセドウ病に苦しんできたことを告白しました。
2001年に、どんどん痩せていくという体調の変化に気づき、甲状腺の病気を患っていると診断されたという岩崎。「息切れしたり、手が震えたり」と歌手活動に影響も及んだという。
日刊スポーツより引用
岩崎宏美さんは、2001年ごろから痩せはじめ、多汗・動悸・めまい・耳鳴りなどの更年期のような症状が気になるようになり、検査したところバセドウ病が発覚。
岩崎宏美さんは現在も毎日1錠の薬を飲み続けていて、日々回復に向けて治療を行っています。
増田恵子

元ピンクレディのケイちゃんこと増田恵子さんもバセドウ病を患っています。
増田恵子さんは2005年に20年以上も前からバセドウ病を発症していたことを明かしました。
ピンクレディとして絶大な人気を誇っていた増田恵子さんは超多忙であったため、バセドウ病を発症しても5年以上病院に行かなかったようです。
1998年に3歳上の姉から電話があり、増田恵子さんと同じバセドウ病であることが発覚。
「むしろ安心しました。原因がはっきりしましたし、姉が一歩先を行き、薬を飲んで症状が良くなっているのも知っていましたから」
甲状腺ホルモンを増やす海藻の摂取を控えるなど食事や薬について姉と情報交換した。姉に言われて心が軽くなった言葉もある。
「薬を飲めば良くなるんだから、一生付き合うつもりで行きましょうよ」
同じ病を歩む姉が闘病生活の一番の支えだった。
ヨミドクターより引用
増田恵子さんの姉もバセドウ病であったことから、増田恵子さんのバセドウ病発症は遺伝である可能性が高いことがわかります。
その後増田恵子さんは投薬治療を行い、現在は症状が落ち着いているようです。
篠崎彩奈

人気アイドルグループ・AKB48のメンバー篠崎彩奈さんは、2016年にバセドウ病と診断され活動休止を発表しました。
篠崎はブログを通じて「バセドウ病という病気は、静止している状態でも、心臓が常に走っている状態で動いており、疲れやすく動悸がするなどの症状があります。そのため、運動を制限する必要があり、劇場公演はしばらく休演させていただくこととなりました」と報告した。
oriconnewsより引用
しかし、篠崎彩奈さんは活動休止から約4か月後に劇場公演出演を再開し、同年に早期復帰を果たしています。
バセドウ病の症状や回復には個人差がありますが、発症を明かしてから1年以内に芸能活動復帰するのは珍しい事例です。
本当に回復しているのであればファンにとって嬉しいことですが、あまりにも早く復帰すると、無理しているのではないかと心配になってしまいますよね。
小林歌穂

人気アイドルグループ・私立恵比寿中学の小林歌穂さんは2016年に軽度のバセドウ病と診断されています。
小林歌穂さんはバセドウ病を早期発見したことで症状も軽度で済み、現在も順調に活動を続けています。
宮村優子

人気声優の宮村優子さんは2007年にバセドウ病であることを公表しました。
「地震かと勘違いするくらい大きな動悸が起こったり、食べても体重が減ったり…調子が悪い日が続いたんです。でも育児疲れだと思っていました」
異変を感じたのは鏡で顔をきちんと見たときのこと。眼球が出ていることに気づく。
「コンタクトレンズを入れやすくなったな、くらいにしか思っていなかったのですが…」
介護ポストセブンより引用
宮村優子さんは、出産後に起こるホルモンバランスの乱れによって、バセドウ病を発症した可能性が高いです。
宮村優子さんは診断後に投薬治療を行うと、すぐに動悸や息切れなどの症状は軽くなり、3年ほどで症状が治まったようです。
美奈子(ビッグダディの元妻)

ビッグダディの元妻である美奈子さんは、2014年にご自身のブログでバセドウ病と診断を受けたことを報告しました。
美奈子さんは、バセドウ病を発症を報告した翌月に甲状腺の全摘出手術を行い、無事に手術を成功されています。
美奈子は、「手術無事おわりました 甲状腺全摘しました」と明かすと、「喉がまだ痛みますが 徐々に回復してるのがわかります」と経過を報告。
oriconnewsより引用
今後も薬を飲み続けなければならないそうですが、手術が成功して本当によかったですね。
YOSHIKI

世界で活躍するロックバンド・XJAPANのメンバーであるYOSHIKIさんは、2010年10月に甲状腺疾患であることを公表されました。
甲状腺ホルモンの分泌量が過剰になり「一般の人に比べ非常に疲れやすい体質」(主治医)で、このほど滞在先のホテルで気を失って倒れていたところを発見され病気が判明。
oriconnewsより引用
YOSHIKIさんは「ファンに心配をかけたくない」という思いからバセドウ病の公表を避けていましたが、ホテルで気を失って倒れたことで病気が明らかとなりました。
YOSHIKIさんはコンサートとの合間に治療を行い、現在も薬を飲みながら活動を続けています。
田中角栄

第64代・65代総理大臣の田中角栄さんは郵政大臣のときにバセドウ病の診断されたことを明かされています。
田中角栄さんは汗かきで有名でしたが、バセドウ病の症状である多汗が原因だと言われています。
田中角栄さんは1985年に脳梗塞で倒れ糖尿病であることも発覚。バセドウ病以外にも複数の病気を患っていたので、大変苦労されていたのかもしれません。
山崎亮平

サッカー選手の山崎亮平さんは2009年にバセドウ病を発症しています。
記事によると、山崎は昨年6月に左第5中足骨を骨折。しかし完治せず3度の手術を行い、最近になって手がしびれるなどの症状を訴えていた。精密検査を受け、バセドー病であることが判明したという。柳下監督は「2カ月間は静養させる」と説明したと記事は伝えている。
ゲキサカより引用
山崎亮平選手は発症をきっかけに戦線離脱。その期間は治療に専念し、その後一度復帰をしましたが、2011年の五輪2次予選の帰国後に再発してしまいます。
バセドウ病が再発したころは散歩程度しか動けなかったようです。
その後、治療に専念し見事に復帰。現在も現役で活動されています。
立川志らく

落語家の立川志らくさんは2019年にテレビ番組「名医のTHE太鼓判!SP」で10年ほど前からバセドウ病を患っていると告白されています。
「毎日薬をのんでいます。歌手の綾香さんは(バセドー病で)休業しました。私もこんなに働いている場合ではないのですが、(病気と)ずっと付き合っています」と自虐を交えて、病気について語った。
スポニチより引用
立川志らくさんはバセドウ病を患っていてもあまり悲観していないようですね。
立川志らくさんは毎日薬を飲みながら、一度も休養せずに現在も変わらず活躍されています。
山下拓実

人気バンド・MAGIC OF LiFE(マジック オブ ライフ)のギタリストである山下拓実さんは2017年にバセドウ病と診断されました。
医師の話によるとバセドー病は80%遺伝で、遺伝じゃない場合は、相当ハードなトレーニングをしたことが原因である場合が多いそうです。家族の周りにこの病気の人はいないので、原因は後者。心当たりは大ありでした。
日刊ゲンダイより引用
山下拓実さんはバセドウ病発症により1ヶ月の休養を発表。
治療に専念したあと無事に復帰を果たしました。
山下拓実さんは遺伝ではなく極度のトレーニングが原因でバセドウ病を発症した可能性が高いのですね。今後も無理のないように活躍し続けてほしいです。